以上の悩みを解決します。
未経験者が取るべき資格を2つだけピックアップしました。
インフラエンジニアを簡単に解説
まず「インフラ」とは、「基盤」という意味です。
ITの「基盤」とは、サーバーやネットワークのことです。
サーバーは、高性能なコンピューターのことです。
この「サーバー」にWebサイトなどのITサービスが保存されています。
ネットワークは、道路のようなものです。
ネットワークのおかげでITサービスが保存されているサーバーへ接続でき、あなたがそのサービスを利用することができます。
つまりインフラエンジニアは、その基盤である「サーバー」と「ネットワーク」を構築したり、管理する仕事になります。
そのため、インフラエンジニアは大きくサーバーエンジニアとネットワークエンジニアの2つに分かれています。
インフラエンジニアの仕事内容についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
未経験の方におすすめの資格2選
未経験からインフラエンジニアを目指す方におすすめの資格は以下の2つです。
- LinuCレベル1
- CCNA
両方取得する必要はありません。
インフラエンジニアになるために、どちらか片方を取得しましょう。
LinuCレベル1
未経験からサーバーエンジニアになりたい方におすすめの資格は、「LinuC レベル1」です。
サーバー系の資格の中で比較的取りやすく、認知度が高いからです。
LunuC レベル1は、暗記系の問題が多く、未経験者でも比較的取りやすい資格となっています。
LinuC101と102の2つの試験に合格して、初めてLinuCレベル1の取得となります。
CCNA
未経験からネットワークエンジニアになりたい方におすすめの資格は、「CCNA」です。
CCNAは、ネットワーク機器の世界シェアNo.1を誇るシスコ社が主催している資格で、こちらも認知度が高いです。
ネットワークエンジニアの登竜門と言われており、新人研修の際にCCNAを取得させるインフラ系の企業も多いです。
そもそもインフラエンジニアになるのに資格は必須なの?
結論として、インフラエンジニアになるために資格は必須ではありません。
資格がなくても就職が可能だからです。
インフラエンジニアは人材が不足しているため、転職サイトで「未経験 インフラエンジニア」で調べると求人が出てきます。
しかし、良い企業に勤めたいのであれば、資格は取得しておいた方がいいです。
私見ですが、IT業界で「必要なのはやる気だけ」のように精神論の企業は、ブラックな率が高いからです。
なので、資格を取得して選択肢の幅を広げましょう。
また、「LinuC レベル1」か「CCNA」を取得することで、わかりにくいインフラエンジニアの仕事をイメージできるようになります。
やっぱりサーバーエンジニアがよかった、ネットワークエンジニアがよかったと後悔しないように、最低限資格取得レベルの知識を身につけましょう。
迷ったらどっちがいいのか?
サーバー?ネットワーク?よくわからないけど、結局どっちの資格を取った方がいいの?
そんな方は、LinuC レベル1を受けましょう。
なぜならLinuC レベル1の方が難易度が低いからです。
CCNAが内容を理解しなければならないのに対して、LinuC レベル1は基本的に暗記すれば合格が可能なので、比較的簡単に取得できます。
どちらも自分の都合のいい日に受験することができます。
そうするとイメージできるようになり、どちらの方が良いか決められると思います。
効率よく勉強すれば、知識0から2か月での取得も可能です。
具体的な資格の勉強方法
取得を目指す資格が決まったら、早速勉強を始めましょう。
各資格の効率的な勉強方法は下記の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
- LinuCレベル1効率的な勉強法
-
LinuC level1(101,102)試験に合格しました!実際に利用した参考書や勉強時間などを解説!
続きを見る
- CCNAの効率的な勉強法
-
新CCNA試験に合格しました!実際に使った教科書や勉強法を解説!
続きを見る
また、資格の取得+転職が一人では難しいなと感じる方は、実は無料スクールを使うという裏技もありますよ。
未経験者が取るべき資格2選のまとめ
- サーバーエンジニアを目指す方は、「LinuCレベル1」
- ネットワークエンジニアを目指す方は、「CCNA」
- どちらがいいか迷ったら「LinuCレベル1」に挑戦する。
正直、どの資格を取るかよりも資格を持っているかどうかの方が大切です。
なぜなら、企業は「自主的に努力できる人」を求めているため、未経験だけど「自主的に努力した」という事実を企業にアピールする必要があるからです。