新CCNA試験に合格しました!実際に使った教科書や勉強法を解説!

 

CCNAって実際どんな試験なの?
どんな勉強法で合格したの?
CCNAに合格するためにどんな教科書を使えばいいの?

以上の悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • CCNAとは?
  • CCNA合格のために実際に利用した教科書・Webサイト
  • 実際に行った勉強方法や勉強時間

 

記事の信頼性

現役のインフラエンジニアです。
私が取得したCCNAは改定前のものです。
なので今回は、改定後のCCNAに合格した同期にインタビューしました。
同期が合格するために実際に勉強方法を共有いたします。

 

ポイント

2020年2月24日のCCNA改定後の内容になりますので、ご安心ください。

教科書の前に改定後のCCNAの内容を簡単に紹介

CCNAとは、Ciscoのネットワーク機器を使えるようになるための試験です。

Ciscoとは、ネットワーク機器の世界シェア率約50%を占めるアメリカの大企業です。

旧CCNAでは、ICND1とICND2の2つの試験に合格して初めてCCNA保持者として認定されていました。

しかし、2020年2月24日に改定され、1回の受験・合格で、CCNA保持者として認定されるようになりました。

改定後の内容は少し難易度が上がっています。

より実務に近い内容となっており、暗記だけでなくしっかりと理解を深めなければ合格が難しくなっていますので、改定前の情報は鵜呑みにしすぎないよう気をつけましょう。

 

CCNAの試験情報は以下になります。

問題数

102問でした。

人によって多少は前後するかもですね。

ただ、残念ながらそれぞれが何問ずつだったかは覚えていないとのことでした。

複数選択問題が結構出たように感じたそうです。

問題形式問題数
選択問題
複数選択問題
ドラッグ&ドロップ

ココがポイント

旧CCNAであった実際にコマンドを打って機器の設定を行うシミュレーション問題はありません!

 

試験内容

以下の6項目です。

試験内容

  1. ネットワークの基礎:20%
  2. ネットワークアクセス:20%
  3. IP コネクティビティ:25%
  4. IP サービス:10%
  5. セキュリティの基礎:15%
  6. 自動化とプログラマビリティ:10%

詳細は、こちらになります。

 

合格点

825点/1000点

 

試験時間

120分

 

受験料

36,960円(税込み)

これでも受験料は改定前より値下がりしてます。。

 

試験日

いつでも受験できます

 

注意ポイント

試験には「戻る」ボタンがありません。
一度答えると見直したりすることができないので、その点は注意しましょう。

 

CCNA合格のために利用した教科書

教科書は以下の1冊だけを利用したそうです。

 

教科書以外にCCNA合格のために利用した勉強サイト

下記のサイトを利用して勉強したとのことです。

 

最悪これだけでも受かる可能性あると言っていました。

こちらを読むと、多くの方がPing-tを利用して合格しているのがわかりますね。

 

おすすめの勉強サイト

こちらは私が旧CCNAの勉強時によく利用していたサイトになります。

 

同期も「CCNA勉強中にネットで調べてる時にそのサイト見たことある」と言っていました。

新CCNAも旧CCNAを多く含んでいるので十分参考になると思います。

教科書のようにまとめられていて、わかりやすいです。

また、問題を解いていてわからないことを「わからない単語 ネットワークエンジニアとして」のように調べると出てくることも多いので、ぜひ活用してみてください。

 

教科書以外にCCNA合格のために利用したツール

ほぼ未経験でコマンドの意味がぜんぜんわからなかったので、下のシミュレーションソフトで実際にコマンドを打ちながら勉強したそうです。

  • Cisco Packet Tracer

 

こちらは無料で利用できるCisco公式のシミュレーションソフトですね。

私も検証などでよく利用してます。

これインストールが地味に面倒なので、インストール方法も解説しときました。ぜひ参考にしてみてください。

参考CiscoPacketTracerのインストール方法・起動まで ー 準備編

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CCNAに合格するための勉強法・教科書の使い方

実際にこちらの勉強方法で合格しています。

 

step
1
教科書を2周する

1周目はわからない所だらけだったそうですが、とりあえず読んだそうです。

2周目はCisco Packet Tracerで実際にコマンドを打ちながら、学習を進めたとのことです。

 

step
2
Ping-tで問題を解く

Ping-tは課金して、全部コンボになるまでやったとのことです。

模擬試験で平均95%くらいはで取れる状態で受験し、合格したそうです。

わからないところは教科書やネットで調べて解決したと言っていました。

 

CCNA合格までの勉強時間の目安

350時間程度勉強したそうです。

同期はネットワーク業務の経験が1ヶ月間だけなので、ほぼ未経験の状態で受験しています。

私も自分の体験や様々なサイトの体験談を参考に、このくらいはかかるだろうなという勉強時間の目安を下にまとめました。

あくまで目安です。

 

ネットワーク知識0の方

ネットワークの知識0の方がCCNAの合格に必要な時間の目安は、約400時間だと思います。

仮に3か月で合格を目指すのであれば、毎日4.5時間程度の勉強が必要であるということになりますね。

あなたの目指す合格期間より逆算して、毎日何時間勉強が必要か計算しましょう。

 

ネットワークの基礎知識がある方

問題を解いてみて、全然わからないという方であれば、約200時間

2か月間毎日3.5時間程度の勉強時間で合格可能だと思います。

 

問題を解いてみて何となく理解できるなという方であれば、約100時間

1か月間毎日3.5時間程度の勉強時間で合格可能だと考えられます。

 

CCNA合格のための勉強法まとめ:教科書も大事だけど、Ping-tマジ大事

今回は、同期の体験談と私の体験談を合わせた形でお話させていただきました。

同期が「Ping-tマジ大事」と言っていたことは最後にお伝えしておきます。

実際にこちらの勉強方法で新CCNAに合格しているので、参考になれば幸いです。

 

少しでもあなたのCCNA合格の手助けになれば嬉しいです。

 

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